セックス・アンド・ザ・シティ（2004）
人生いろいろ。いくつになっても大切なのはやっぱり女友達！
大人の女性の愛と友情を描いたオシャレでセクシーなラブコメディ
ニューヨークに住む4人のキャリアウーマンを主人公にしたラブコメディ。
理想のパートナーを求めてユニークな男性遍歴を重ねる女性たちが、恋愛観や男性観、セックスライフまであけすけに語り、大人の女性の鋭く、厳しい本音トークが話題を呼んだアメリカの人気テレビドラマの映画版です。
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【ストーリー】
描かれるのは、2004年で終了したテレビシリーズのその後の物語。
「VOGUE」にも寄稿する人気セックス・コラムニストのキャリー（サラ・ジェシカ・パーカー）は、長年くっついたり離れたりの関係だった理想の男性ミスター・ビッグ（クリス・ノース）とついに結婚することに。
プレイガールのPR会社社長サマンサ(キム・キャトル)は、ようやく若い俳優の恋人スミスに落ち着き、彼の仕事のためにLAで暮らしています。
白馬の王子様を夢見ていたシャーロット（クリスティン・デイヴィス）は、理想とは違いますが優しい旦那様と結ばれ、かわいい養女と3人で幸せな結婚生活を送っています。
一方、家庭と仕事のバランスに悩み、夫婦生活もおざなりになっていた敏腕弁護士のミランダ(シンシア・ニクソン)は、夫スティーブ（デヴィッド・エイゲンバーグ）が出来心からした1回の浮気を許せずに別居してしまいます。
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大都会ニューヨークで、さまざまな悩みに直面しながらも、したたか、かつ、しなやかに生きる女性たちのドラマは日本でも話題を呼びました。（悩める30代だった私も、どっぷりハマりました）
そのため、待望の映画化となった本作ですが、テレビドラマからのファンにはあまり受け入れられなかったようです。
でも、私はとても楽しめました！
何と言っても、4人のヒロインに加え、彼女たちとすったもんだの末に結ばれたパートナーら、オリジナルメンバーがもれなく揃っただけで感動ものでした。そんな感動を味わいたかったら、6シーズン続いたテレビシリーズを見てから、映画を観るのがいいですが、テレビシリーズを未見でも十分に楽しめます。
キャリーは2度の離婚歴からマリッジブルーに陥ったビッグに式をドタキャンされ、サマンサは恋人との安定した生活に欲求不満気味、待望の実子を妊娠したシャーロットは幸せ過ぎることを恐れ、ミランダは離婚の危機に直面しています。
4人は、それぞれに辛い悩みを抱えていますが、仲間の窮地にはすぐさま駆けつけ勇気づけます。そして、たまに喧嘩をしてもちゃんと仲直りできます。それが親友――。映画版では、女同士の友情がメインテーマになっており、わがままそうに見えて、意外に情に厚いヒロインたちの姿に思わずホロリとさせられます。
サマンサが主に引っ張る下ネタ満載のガールズトークは快調で滑り知らず。女性陣のファッショナブルな衣装は、趣味が分かれるでしょうが、華やかで目に楽しいです。ニューヨークやメキシコのリゾートなど、非現実的なロケーションにもワクワクさせられます。
男や恋愛のことばかり考えている女性の物語は思い切り軽いですが、思い通りにいかない現実をしなやかに逞しく生きる40代の豪快ネーさんたちの魅力は十分伝わってきます！
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先日、『セックス・アンド・ザ・シティ』のテレビドラマシリーズの復活が正式に発表されました。10話のミニシリーズが配信されるそうです。残念ながら、サマンサ役のキム・キャットラルは出演しないようですが……。
50代になった彼女たちがどんな生き方を見せてくれるのか、人生に迷えるアラフィフの私はとても楽しみです。
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Prime Video
