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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007)

大成功を収めた冒険シリーズ3部作
史上最強の海賊伝説がひとまず完結

呪われた海賊たちが永遠の命を求めて壮絶なバトルを繰り広げるアクションアドベンチャーパイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ3部作の最終作です。

シリーズ第2作は映画史上歴代3位(2007年時点)にあたる全世界興収が10億ドルを突破するという驚異的なヒットを記録しました。

ミステリアスなストーリー、スリリングなアクション、リアルな視覚効果などの見どころに加えて、圧倒的な人気の理由は、自由を愛する孤高の海賊ジャック・スパロウジョニー・デップにあります。

コミカルなのにセクシーでクールなデップの怪演で、ますます愛すべきキャラクターとなったジャックが死闘を演じ、最高の盛り上がりで幕を閉じた第2作。その後を受けるシリーズ最終作が面白くないわけがありません!

世界中の人々を熱狂させた史上最強の海賊伝説がすべての謎を明らかにし、(ひとまず)完結します。

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【ストーリー】
ジャックが“深海の悪霊”ディビィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)との戦いに敗れ、巨大タコのような邪悪な生物クラーケンの餌食となった後、海賊の時代は終わりを告げようとしていました。
ジョーンズの心臓を手に入れた東インド貿易会社のベケット卿(トム・ホランダー)が世界制覇をもくろみ、心臓の恐るべき力を使って、海賊たちを次々に撃破していたのです。
海賊が生き残る道は、世界各地の海を治める9人の“伝説の海賊”たちを招集し、彼らの名のもとにすべての海賊たちを集結させることでした。

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9人を召集すべく、“世界の果て”へ旅立つのは、おなじみのカップル、ウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)。第1作の敵役、不死身の海賊バルボッサ(ジェレミー・アイアン)の復活や、ジャック帰還の鍵を握る中国海賊王サン・フェン(チョウ・ユンファ)の登場、さらに9人目の海賊と噂されるジャックの秘密など、七つの海を越え、伝説の海賊たちを探すアドベンチャーも期待に違わぬ面白さです。

元々、本作で完結する3部作として製作されたシリーズですが、人気作の常として、本作以降2作の続編が製作されました。そして、2021年時点で詳細は不明ですが、シリーズ6作目の製作も進行しているようです。


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